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ある日のレストラン
はる [ 2006/11/25 ]
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 皆様、こんにちは。ここ西表島もめっきり寒くなってきました。
内地の比にはならないでしょうが・・・。
今年は、暖冬らしいですが、寒いモンは寒いです。
去年の寒さなんて覚えてませんよ。

はあ、鍋がしたい・・・、水炊き、あんこう、湯豆腐、すき焼き、河豚に鱈・・・
こたつに入って、熱々をフーフーして・・・
んで、冷たいビールをぐいっと、

あ〜〜この世の極楽浄土や〜〜

最近はこんな感じで妄想の世界に入り込んでいる始末です・・・。

さて、昨日のレストランでバースデイパーティーが行われました。
写真を見てみたことあるメンツだと気づく人もいると思いますが、
民宿ヘルパーのみんなです。(2人は上原館)
そういうわけで、ケーキを作りました。

普段、ケーキを作る機会があまりないので、本を読み漁り、ある材料で出来るモノ
をあれこれ考え、チョコレート(土台)とモカクリームのケーキにしました。

それにしても、ケーキってなかなかイメージ通りには行かないものですね。
仕込から、出来上がりまでをイメージして、段取りよく進めようと思うのですが、
なかなか思うようにはいきません。
このクリームを作るために、2種類のベースのクリームを作り、さらにバターを混ぜ込む
という作業があるわけです。
ひとつのケーキを作り上げるために、幾つものパーツを作って組み立てるわけです。

お菓子の本をみると、何十種類というクリーム、生地があり、さらには
チョコレート、卵、フルーツ、ナッツ、砂糖、ゼラチン等等、
膨大な材料が、作り手の感性を通して様々なお菓子に出来上がっていくことに感動します。

料理が味も形も自分のイメージしたものに近いものが出来たときの感動は
伝えきれないものがあります。逆に何日もかけて仕込んだものが
かけ離れていたときは、星一徹のちゃぶ台返しを繰り広げたくなります。

これからも試行錯誤を繰り返し、おばあちゃんになったときにはスペシャリテの
レパートリーがたくさんあるといいな、と思う一日でした。

ちなみにバースデーの本人には喜んでもらえたようです。

「ホールのケーキってホントにうれしいんだよ〜」

って言ってました、良かった、喜んでもらえて。
どんな風に作ろうが、食べる人が喜んでくれるのが一番です。

オフは、喜ぶ人になって、食べまくるゾー!!


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